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【正義とは】「石黒くんに春は来ない」を布教したい #48

はいおはようございます!電車の移動時間だけ見てて出発時間考慮しなかったばっかりに初日からバイト間に合うか怪しくなって大変鬱な宮雪です!

 

浜松東京旅行編はもうそろそろ1ヶ月前のことになりそうですがカメラで撮った写真をインポートすんのめんどくて書けてません!てへぺろ(今日書くつもりだったけど)

 

最近三連続グラブルの投稿でしたが今回は武田綾乃先生著幻冬舎出版「石黒くんに春は来ない」という小説について布教する記事なります。

 

【先手謝罪】

私は小説をめちゃくちゃ読むわけでもないので細かい考察などはできないし、解釈違いは大いにあると思います、お許しを。

 

あと私のブログは批判要素0でやっていくのと興味持ったら手に持って欲しいので布教のつもりで書いてます、だから短めです、よしなに

 

Amazonでお買い求めなれます(大阪だと梅田駅の紀伊国屋とかで見たよ)

 

石黒くんに春は来ない

石黒くんに春は来ない

 

 公式サイト様

www.eastpress.co.jp

 

 

私が手に取った経緯

一言でいうと武田綾乃先生が書いてたからです、

そもそも武田綾乃先生って誰!?って人のために説明すると私の愛してやまない宝島社出版響け!ユーフォニアムの原作者様になります、三期楽しみすぎる

以上手に取った理由。

tkj.jp

 作品の雰囲気

響け!ユーフォニアムは多少ねばっこい青春ストーリーがあれど最終的にスッキリした印象を持てる作品だと私は思ってます。

  

 反して、同じく武田綾乃先生著幻冬舎文庫出版「その日、朱音は空を飛んだ」は、始まりからハイパー陰鬱過ぎて私のSAN値がピンチになって最後まで読めてないくらいストーリーが重い。

またしっかり読んで記事にしたいけど、普段からほのぼの系を専門に生きているととても辛い内容でした。

結末気になるけど読むの怖いレベル。

その日、朱音は空を飛んだ (幻冬舎文庫)

その日、朱音は空を飛んだ (幻冬舎文庫)

  • 作者:武田 綾乃
  • 発売日: 2021/04/08
  • メディア: 文庫
 

 

 じゃあ肝心の「石黒君に春は来ない」はどうなんといったところですが、陰鬱な雰囲気はあるものの、まだ希望がある始まり方をしてくれます。

 

あらすじなんですが私が書くより書かれているやつで紹介するのがいいと思うので

以下公式より引用

 

 

スキー教室の夜、姿を消した少年は、雪山の中で救助されるが意識不明の重体。
クラスメイトとの人間関係に問題があったと申し立てる保護者は、入院したままの少年を転校させた。
バツの悪い思いをしながらも、日常生活を取り戻した生徒たちに、突然、少年からのメッセージが届き……。

 

石黒くんに春は来ない|イースト・プレス

 

この通りに初めにタイトルを飾る石黒くんがひょんなことから行方不明になって発見されたときには入院するレベルの重体であったところから始まります。

流れる高校生活、その中で..........

 

この作品の視点は主に石黒くんに好意を寄せていた「恵美」で進みます。

誤解を恐れず言うなら恵美やその周りの人間はクラスの2軍です。

本当にごく普通の高校生。

 

また、描写は高校生活と高校生らしいLINEのトーク画面が入り交じり、学校から家に帰ってもスマホの中にも学校生活があり。。。つまり2軍にとって少々生き苦しさ、それでもそれを受け入れた高校生の姿が映し出されています。

彼女のセリフに、私は下手に一軍が話しているグループラインに入らない、そんな間違えはしないみたいなのがあって、二軍の高校生活を死ぬほど表している気がした()

 

色々な学校でありそうな問題が多々でてきます「LINEいじめ」「SNSの垢バレ」などSNSに関するもの、「先生のえこひいき」といった問題など、妙に他人事と思えないような雰囲気、ちょっとぶっ飛んだ二軍の鬱憤、交錯する思惑、高校生は群れてなんぼ。

 

布教などであんま言えませんが、読んだ後、捉え方が人それぞれ過ぎます(小説ってそんなもんな気もするけど)

それでも最後に「解説」パートがあり、一つの考え方を示してくれたり、僕みたいなあんまり小説読まない人にも優しい部分も。

 

気になったらぜひ手に取ってみてください、僕は読み終わった後、すっきりとも、どろどろともしないような不思議な後味がありました。

また読み返えせばまた何かみつかるかな。。。。。

 

どんな人におすすめかというと

・リアルな高校生活を扱った本、それを変えるようなどんでん返しを見たい方

・いろんな解釈するのが好きな人

・鬱っぽいアニメ漫画小説が好きな人

 

正直魅力が伝えきれていない気しかしないけど、ここまで読んでくれた方ありがとうございました、武田綾乃先生作品積んじゃってるから早く読まなければ。。。。

 

それでは~